私たちの中部広島県人会は、
昭和9年広島県人有志の会として名古屋市池下町で当会は誕生いたしました。
以来約80年の歴史をもつ由緒ある県人会です。
郷里広島では国立公園第一号として瀬戸内海が指定された年であります。
名古屋は今でこそ2時間の距離でありますが、この地に居られた先人達の望郷の念は
私達の思いを遥かに超えて崇高なものであった感じ、あらためて深く敬意を表すと共に、
よくぞ立ち上げて頂いたと感謝の気持ちでいっぱいです。
戦後の混乱期、同郷の思いは更に団結を強め永井嘉吉氏(新東工業社長)を会長とする組織が確立。
昭和39年広島県が名古屋事務所を設置され、
当会の事務局も名古屋市中村区内のビルに県物産名古屋事務所が設置され
1975年に中区内の広島銀行名古屋支店内に移転。
会は一気に成長期を迎えました。
広島県から知事をお迎えして盛大な総会を開催し
郷里広島を想いながら懇談するスタイルはこの期より始まっています。
愛知県や関係機関のご指導のもと、当会は、全国各地の県人会とともに友好を深めております。
今日、郷里広島のことも地元同様にリアルタイムで情報が入ります。
両県のニュースや行事に対して微力ながら社会貢献することが、私達の使命の一つと考えております。
以下は、創立90周年記念総会にあたり「中部広島県人会 はじめて物語」を編みました。
ご高覧下さい。